メンテナンスノート « Fast Garage

ここでシリンダーヘッドを付ける前にエアーシールドプレートを付け忘れないように・・・あとから入りませので(^^;)
シリンダーヘッドを取り付けシリンダーヘッドナットは軽く締めしておきます。
次にカムハウジングを仮付けしシリンダーヘッド・ナットを始めに１０Ｎｍで締め
最後に３２Ｎｍで締め付けます。
締め終わるともう一度カムハウジングを外してシリンダーヘッドとの接触面にシールを塗って
リターンチューブを付けカムハウジングを組み付けます。
あとは1番4番のインテーク側のロッカーアームを取り付けタペットのクリアランスを0.10ｍｍに調整し
ダイアルゲージをセットしてバルブタイミングを調整を行います。
ターボのカムシャフト場合0.65ｍｍ～0.80ｍｍに合わせます。

こんな事はService Manualをお持ちであれば載ってますね(^^;)

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内燃機屋さんからバルブガイドの交換が終わり戻ってきたシリンダーヘッドです♪　
いや～いつも綺麗にして頂きありがとうございます(^^)
念のためビフォーアフターも入れておきます。
真ん中が交換したバルブガイドです！
　
ここからは私の仕事ですValve spring heightを調整します♪
ターボエンジンはintake&exhaust共に33.5＋－0.3ｍｍなので
測定しシムで調整を行っていきます。
「結果exhausst側に0.5ｍｍシム入れてＯＫでした」

ヘッドが出来ればここからは早いですよ～～


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クランクケースの合わせ目にはシール（ＬＯＣＴＩＴＥ　５７４）を塗り
「漏れないでくれよ～」と念じながらクランクケースを合わせていきます！！

あとはピストン・シリンダーを付け組み付けていくのですが、
今回初めてＨＡＺＥＴのピストンリングコンプレッサーを使いましたが
これは凄く使いやすかったな～♪♪　ありがとうねぇ♪♪　Ｍ君(^^)

エンジン綺麗になったでしょ？(^^;)


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相談の結果ターボエンジンの弱点でもあるヘッドボルトはメーカー指定でもある
ＤＩＬＡＶＡＲボルトに交換する事にないました。
これで安心ですが・・・一本が５.６５０円×２４本＝！！！！！高っ！　流石ポルシェ
写真は２４本交換が終わった後ですが、当然の事ながらヘッドボルトは簡単には抜けてくれません！
スタッドボルトの付け根をガスで満遍なく炙って一本一本緩めていきます(^^)
あとはオイルポンプを点検しメタル類に組み付けペーストを塗りクランクケースを組んで行きます(^^)/

省略してますが、この間に掃除が有るんですよね～　と言うかほとんど掃除の時間です（汗

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メタルを点検したところ３番・６番のメタルに傷が確認できました！！
このまま交換しなくても直ぐに悪く成る事はないのですが、
お客様と相談のうえ交換させて頂く事になりました・・この様な場合有るので！！

３枚目の写真は2.2Ｌ911Ｔのコンロッドメタルとクランクシャフトです（凄
ここまでメタルが減りコンロッドがクランクを叩いてしまうと、
コンロッド駄目になりクランクジャーナルも測定の結果0.50ｍｍ研磨が必要になってきます（汗）
クランクシャフトの中古を探すのが得か？研磨をして使うのが得か？？　ただいま検討中です！
（こちらのエンジンに関しては後程ＵＰさせていただきます）

一番下の写真はクランクシャフトをラッピングしました(^^)
分かりますかね～　　　ピッカピッカ♪♪♪

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